一般の企業とはちがい、保険会社は「生命保険契約者保護機構」からの一定の契約者保護がうけられます。
「生命保険契約者保護機構」は「救済保険会社」又は、「承継保険会社」に対して必要に応じて資金援助を行います。
どちらかの方法で、破綻した生命保険会社の加入者の保護を行なって行くことになります。
救済保険会社、承継保険会社とは、下記のような内容になります。
| 救済保険会社とは |
他の健全に経営をしている生命保険会社が破綻した生命保険会社の保険契約の業務を引き継ぐ事です。
保険契約の業務を引き継ぐ方法には、移転、合併、株式取得などがあります。
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| 承継保険会社とは |
生命保険契約者保護機構により設立される子会社の事です。
他の健全な生命保険会社が破綻した生命保険会社の保険契約を引き受けない場合に利用される処置です。
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「救済保険会社」による保険契約の引受け（イメージ図）
参考URL：http://www.seihohogo.jp/qa/qa1.html
この為、「救済保険会社」か「承継保険会社」のどちらかで破綻した生命保険会社の加入者の契約を継続していくことになります。
保険会社が破綻したからと言ってすぐに、諦めて保険を解約する必要はありません。
慌てずにどのようにするのが、自分の人生プランに一番良い方法なのかを保険内容を確認して見定めるということが大切です。
但し、全てがそのまま引き継がれると言う訳ではありません。納得はいきませんが
加入者にもそれなりの犠牲を払ってもらう必要があります。
生命保険の契約内容の保険金、年金、配当金、給付金などの金額が削減されます。
破綻するような保険会社を選んでしまった自分にも責任があるでしょうが、全く腹立たしいものです。（私は納得がいきません！）しょうがないといえばそれまでなのでしょうが現実を突き出されると辛いものです。
